宮崎の養豚について
農家戸数 | 飼育頭数 | 1戸あたりの飼育頭数 | |
---|---|---|---|
宮崎県 | 295戸 | 818,200頭 | 2,773.6頭 |
全国 | 3,370戸 | 8,956,000頭 | 2,657.6頭 |
(資料:令和5年2月現在 農林水産省「畜産統計」)
宮崎経済連の取組み
生産者と一緒に生産・指導に取組み、日々、県内養豚事業の発展を目指しています。
1. 努力目標
豚の限りない恩恵に感謝するとともに、自然と調和した夢のある養豚経営を目指して、次の項目を実践する。
- 豚の健康を第一に考えた、最適な飼育環境をつくり、飼料の効率的な給与方法の実践と、疾病の迅速な対応を目指す。
(換気、保温、湿度、飼養密度、馴致、飼料給餌、疾病対策) - 農場環境を整え、養豚場のイメージアップを図る。
(ふん尿処理、花いっぱい運動、臭気、害虫対策) - 安全でおいしい豚肉を自信を持って消費者に提供する。
(ポジティブリスト制度の遵守、薬品・注射針等の管理) - 豚肉の地産地消を促進する。(消費拡大運動)
- 養豚のプロとしての意識を持ち、安定した経営の実現と系統農家の共生を目指す。
(経営分析、生産分析の取り組み、PICSの活用)
2. 県内飼養分布図
3. 様々な取組みについて
- 生産指導:JA職員や行政指導機関と協力し、生産者の巡回を行ない、衛生指導、生産指導、経営指導、研修会などの実施。
- 販売:肉豚のとりまとめ(出荷計画)、販売先との価格交渉、普及消費促進活動の実施。
- 購買:生産者の生産活動が安定的・効率的に行えるよう飼料や畜産資材の提供。
4. 飼料工場について
経済連の関連会社として南日本くみあい飼料(株)があり、宮崎県日向、鹿児島県志布志、谷山の3工場があります。
畜産農家の負託に応えるべく安心・安全で良質な飼料の製造を行っています。
5. 食肉処理場について
経済連の協力処理場として(株)ミヤチク高崎工場・都農工場・(株)ナンチク・南日本ハム(株)の4工場があります。ここで年間約36万頭の豚が屠畜、部分肉にカットされ各流通業者・量販店などに出荷されています。